aviutlを使って誰でも簡単にじわじわ固め動画を作る方法
どうもお久しぶりです~ヘイムです。
前回の更新から随分期間が空いてしまいましたね……なかなかブログを書くに至る気力が出てこなくて時間がかかってしまいました。
危うく三日坊主になるとこでしたね………もうなってる？せやな…
さて、今回紹介するのはaviutlでじわじわ固めを作る方法です。
もともとこういう侵食系の固めは人気ありましたが、同時に技術が必要で手間もかかるため気軽にできるものでもなかったと思います。
そこで私は誰でも簡単に気軽にじわじわ固めを実現する方法を模索してみました。
結果、なかなかにいい感じのものができたためブログを書くに至ったというわけですね。
それでは実際にじわじわ固めをする方法を書いていきましょう。
まずは事前準備として必要なものからです。
用意するのは
・拡張編集プラグイン導入済みのaviutl
おなじみのaviutlです。拡張編集プラグインのの導入を忘れないように。
入れ方はここでは説明しません。
・立ち絵と、その固め差分の2枚
透過画像の方が望ましいですが、透過でなくても機能します。
ただし、紫の光とともに石化のような演出は入れることはできなくなります。
・私が作ったexoファイル
ここからダウンロードできます。aviutlのオブジェクトの配置やパラメータのデータとなります。
https://mega.nz/file/gmYXQCyR#Xf4bB_7cRtzKiJIiJuQORd-GX3QcYmsrOQqS5_ttdqk
・aviutlの外部スクリプト『注ぎT』
これが重要、今回の核となるアニメーションです。導入方法は次に解説します。
ひとまずこの4つがあれば形になります。
はじめに、前提となる外部スクリプトを導入します。
必ずaviutlを起動する前に行ってください。
必要なのは『注ぎT』です。
『注ぎT』のダウンロードはこちらのティム氏のスクリプト置き場 https://tim3.web.fc2.com/sidx.htm
の上から2番目のやつです。
これのDLを押したあとにダウンロードされるzipファイルを解凍します。
次に適当な場所に新規フォルダを作って、名前を『外部スクリプト』にして、解凍したzipファイルの中身を入れておきます。
最後にaviutlを起動させるaviutl.exeと同じ場所に『script』フォルダを作成して、先程作った『外部スクリプト』のフォルダを投げ込めば注ぎT のスクリプトの導入は完了します。
これで全ての前提となる導入は終わりました。
aviutlを起動して編集作業に入りましょう。
aviutlを起動すると、まっさらな灰色の四角が出てきます。
四角の上側にある『設定』から『拡張編集の設定』を選ぶと左上にRootと書かれたレーンのようなものが出てきます。これがタイムラインです。
このタイムラインに先程ダウンロードしたexoファイル、 を投げ込みましょう。
すると2本の水色のバーが現れるはずです。
次にLayer1に石化差分、Layer3に通常の立ち絵、Layer5にも通常立ち絵を配置します。
ドラッグ＆ドロップすれば表示されるはずです。
こんな感じになりましたね？
そのあとはLayer3の青いバーをダブルクリックすると出てくるこれ。
これの合成モードの部分をクリックして『通常』から『加算』にしましょう。
Layer5の合成モードも同じ要領で『比較（暗）』にします。
最後に青いバーを水色のバーと同じ長さに整えればすべての準備は終わりました。
実際に再生したものがこちらです。
じわじわ固めトライアル
— ヘイム (@qBpwMnm8JYnCKxu) 2021年1月8日
立ち絵：MtU様 pic.twitter.com/XwmGPygLxn
簡単にじわじわ固めを作ることができました！
もちろん画像さえ差し替えれば、他のキャラのじわじわ固めも作ることができます。
ちなみに背景付きの透過ではない画像でやる場合はLayer2のグループ制御にある『単色化』のチェックをはずすといいでしょう。
その他の場合でも色合いが変になるのはたいてい『単色化』が悪さをしていると思われるので外すと改善されるかもしれません。
全身が固まらないんですけど、って場合はグループ制御の『注ぎT』の水位をいじってみてください。
本当に簡単にじわじわ固めができるのでぜひとも試してみてください〜。
できればそのじわじわ固めを供給してくださると私が喜ぶのでお願いします。
ではではー、またね。
